ガイドヘルパーの資格で取得方法の極意について
移動介護従事者であるガイドヘルパーの資格は、介護福祉士のような国家資格ではなく民間資格ですから、取得方法はいくつかあります。
都道府県や地方自治体が認定した、企業や団体が講習や認定試験を行なっています。
講習は短期間ですので、集中して勉強することが可能です。
そういったところに申し込み、自分にあった勉強方法でガイドヘルパーの資格を取得するといいでしょう。
ただし、ガイドヘルパーには、障害の種類によって勉強する内容が違います。
そのため、ガイドヘルパーの資格も3つに分けられているのです。
専門的な言葉を使うと難しくなってしまうので、ここでは簡単に説明しておきましょう。
一つ目は「全身性障害者」、これは、重度肢体不自由者への介助方法や車椅子や装具などの使い方を学びます。
実際に実習でそういった介助方法も学ぶことができます。
そして、二つ目は「視聴覚障害者」で、これは、文字通り目や耳に障害を持っている人への介助となります。
移動する際に危険がないようにガイドヘルパーが援助をすることになります。
実習では、いろいろな場所を案内することで、安全な移動介助の方法を学びます。
最期に三つ目ですが、これは「精神・知的障害者」です。
安全な外出のためのコミュニケーションなどを学びます。
この三つの全てを勉強しないと、ガイドヘルパーと認められないわけではなく、一つでもその資格で仕事をすることは可能です。
ただ、ガイドヘルパーは、それぞれの種類に、勉強できる条件があります。
介護福祉士や、介護職員初任者研修修了者でなければならないものもありますし、介護福祉士を持っているからといって勉強が免除されないものもあります。
さらに、取得条件が自治体で違っていることもあるので、事前に下調べをしてから勉強を始めることが無難ですね。
現在ガイドヘルパーは、法律の改正によって「移動介護従事者」と呼んでいるところがほとんどなので、それで調べてみるといいですよ。
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